審美歯科の目標とするところを解説します。
従来の歯科医院は、虫歯が痛くなったらその治療のために仕方なく行くところ、といういわば駆け込み寺のような存在でした。
しかし、現在では、虫歯になる以前の予防にも力を入れ始めています。
それはPMCTなどの徹底的なクリーニング技術の導入にも表れています。
審美歯科についても、外見の美しさを整えるという側面ばかりが強調されていますが、それだけではありません。
ホワイトニングをした後には、禁煙に成功したり、デンタルフロスの習慣がついたり、歯磨きにこれまで以上に時間をかけるようになったりと、歯の健康への意識が上がる人が多いようです。
これこそ、審美歯科が目指す最終目標ともいえるでしょう。
歯並びか悪い、歯の色が黄ばんでいる、黒ずんでいるという人は、他人の前であまりその歯を見せたがらないでしょう。
そのため、笑顔が少なくなってしまいます。
そればかりではなく、気になる口元を隠そうとするために、話すときに手で口を覆ってしまい、その行為が相手に不信感や明るさにかけるといった印象を与えてしまっているかもしれません。
これは、コミュニケーションが重視される社会の中では大変不利なことといえます。
コンプレックスを感じでいる部分というのは、自分自身も積極的に見ようとしないもの。
できれば、目をつむって気づかないフリをしてしまいます。
つまり、歯に自信が持てない人は、自分の口の中を鏡でじっくり見ることができません。
しかし、美しい歯になるためには、隅々まで歯磨きをする必要があり、そのためには鏡でしっかり磨きの残しがないか確認しなければなりません。
そうした努力から遠ざかってしまうことで、さらに歯の着色が進んでしまうという悪循環に陥ってしまいます。